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名探偵コナン ゼロの執行人のmfのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

隙間時間@京都、やむなくやってたのがコナンだけで約20年ぶりに劇場で鑑賞。蓋開けてみれば大名作。ヘタすりゃ今年のベストムービー?久し振りに1秒も無駄がない映画を観た。伏線回収、論理的で一貫性あるストーリー、テンポ、ハラハラドキドキ感、狂い無駄なし。




ネタバレ粗筋

東京サミット開催地東京湾エッジオブオーシャン。サミット開催前に爆破事件。テレビのニュースには微かに公安特務、安室の姿が。事件ならサミット当日のはずだが、事前爆破。事故と処理されそうになるところを、公安の風見が警視庁会議に乗り込み、事故現場から毛利小五郎の指紋が検出されたと公表。毛利小五郎によるテロと仕立て上げられる。公安ゼロである安室のもとに詰め寄るコナン。しらばっくれる安室をコナンは不審に思う。小五郎は送検されてしまった。また、家宅捜査の際にコナンのスマホに盗聴アプリが風見によって仕掛けられる。盗聴は安室に繋がっている。
小五郎の妻の英理は弁護士だが身内の弁護は不利になる。英理、蘭、コナンのもとに現れたのはフリーの弁護士、橘。対する主任検事は日下部。岩井統括検事の部下。
コナンは公安風見のスーツに盗聴機を仕掛けるも安室始め公安の陰謀目的が掴めない。その後風見と対峙するコナンだが、その場に安室が現れ風見に仕掛けられた盗聴機がバレる。安室はその場を去るが、風見はコナンに、安室は人殺しだと伝える。過去拘置所での公安取り調べ後被疑者が自殺していた。その自殺した人物は羽場というかつて弁護士を目指していた者で橘のもとの事務員であり恋人であった。NAZUネットワーク不正アクセス事件でゲーム会社に忍び込んでハックしているところを公安に取り押さえられた。
橘について調査するコナン。かつて羽場と繋がりがあり、公安風見とも繋がりがあることを掴む。小五郎の弁護をするはずの橘が公安と繋がっている…。
サミット当日、IOTテロが発生。エッジオブオーシャン爆破もIOTテロだとわかるコナン。小五郎の容疑もIOTテロの不正アクセスによるものだとわかり、無罪となる。小五郎の起訴、取下げも全て公安警察によるものであり、公安検察は公安警察のいいなりと日下部は上司の岩井に楯突く。
IOTテロによりNAZUの火星探査機が地球に落ちる事が予想される。場所は東京警視庁。コナンがIOTテロと推理し、協力姿勢を見せる安室。二人はタッグを組んで真犯人のもとへ。向かうは検察日下部だった。日下部の目的とは。実はNAZUネットワーク不正アクセス事件で逮捕され自殺した羽場は日下部の民間協力者だった。協力者と公安検察は一心同体。公安警察取り調べで自殺したと思われる羽場の復讐だった。羽場を殺した公安警察と公安警察いいなりの公安検察を爆破するため、日下部が仕組んだものだった。しかし羽場は死んでいなかった。民間人が公安の協力者だと世間に知られないため、羽場に新しい身分を与えて自殺したことにしていた。真実を知る日下部。火星探査機ネットワークの暗証番号を日下部は伝え無事回避できると思われたが、時間切れ、衝突不可避。阿笠博士のドローンで探査機を食い止めるも、破片が衝突することになる。しかし諦めないコナン。安室を協力者として東京湾へ車を走らせる。すげー勢いで蹴れる靴でサッカーボールを蹴って、破片を食い止める。
コナンと安室によって無事東京は守られたのでしためでたし。小五郎を犯人に仕立てた理由は蘭の味方であるコナンを本気で協力させたかった安室が仕組んだものだった。
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