悪妻を持つ心優しい警察官チャーリーと、夫の借金を背負わされた優しい妻イボンヌとの出会いと交流は、実話とは思えない波乱に富んだ内容と素敵なストーリーにとても見応えがあった。
兎に角ニコラス・ケイジとブリジット・フォンダが凄く良い！二人の優しい雰囲気と役の設定がピッタリハマるだけに見ていてとても気持ちが良かった。
警察官のチャーリーが妻に頼まれた宝くじを購入後、イボンヌがウェイトレスをしているレストランに立ち寄りチップを払おうとするも、持ち合わせがないので宝くじで払うと約束する所から始まる有り得ない展開とドラマティックな内容は、波乱に富んでいてとても楽しめた。更に二人は聖人？と思える様な性格は、お互い結婚しているとは言え出逢うべくして出逢ったのでは、と思えたので余計素敵に思えた。何より見ていてかなりストレスを感じた、二人を苦しめる展開を全て打ち消すラストのハッピーエンドが最高だった。
要所で二人を見つめる神様の様な人物が現れるのだが、内容とも重なり非現実的な感じや魔法でも掛ける雰囲気を漂わすのが演出としても良かったし、ラスト重要な鍵を握っているのが粋な感じでとても良かった。
