本質を歪めて解釈させるお約束の邦題
原題「見えざる者
生きたい」
隠れキリシタンなど
いわれなき迫害を受けたマイノリティ
彼らは為政者を積極的に「欺こう」としたわけではなく存在を隠さなければ生…
このレビューはネタバレを含みます
4人の証言が並行して描かれるのは、実際に出来事が並行していたから、と、複数の人の話にまたがって登場する人物がいるからなんですね。
証言者の1人の「助けてくれた"ドイツ人"のことも話すことを大事にし…
フランクルの『夜と霧』を読んだ時のような衝撃と高揚。同じ時期のユダヤ人を描いているのだから、当たり前と言えば、当たり前なのかもしれないが、若者達のよりリアルな緊張と血潮が感じられる仕上がり。
正体…
この所、第二次世界大戦のドイツ事情ものの作品が多し、特に夏は毎年公開され、私的には、大変に楽しみにしている。
本作品、第二次世界大戦の中、ドイツにいたユダヤ人の方4人に焦点を当て、彼らがどのよう…
このレビューはネタバレを含みます
『ゲッベルスと私』を観てなかったら、まず観なかったであろう映画。
この映画は生き残った4人のユダヤ人の証言映像と再現ドラマを交互に見せて行くスタイル。ドキュメンタリーであり戦争ドラマでもある。
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『否定と肯定』でホロコーストに興味を持ったので勉強のために観てみた。
ナチス支配下に生きた若者たちの生活を本人達の語りを交えて伝える作品。
ホロコースト関係は残虐な描写が多く敬遠しがちだったけれ…
とても良かった。。。もう一度観たい。
大変な渦中にある人はそれを大変と思わないんやな、と。生き延びたユダヤ人の方達のある種のほほんとしたように聞こえる振り返りがまたリアル。
押し付けがましくなく。
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四人分の回想ドラマと証言インタビューを並行して追うのはなかなか大変だったけど、すごく見応えありました。戦時下のベルリンには潜伏ユダヤを匿ってあげようとする「心を保った」ドイツ人もたくさんいたんですね…
>>続きを読む大半のユダヤ人が絶滅収容所に送られた後も、ベルリンに潜伏し終戦まで生き抜いた四人のユダヤ人を、インタビューと再現ドラマで描くドキュメンタリー。
潜伏ユダヤ人の視点で描かれた作品は珍しく、潜伏下での暮…
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