しょうさそ

ランガスタラムのしょうさそのネタバレレビュー・内容・結末

ランガスタラム(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

カーストや腐った政治に対する痛烈な風刺と捉えました。
舞台は80年代だけど、現在もこんなことはどこかで起こっていそうな恐ろしさがある。

チッティの難聴という設定がストーリーの重要な要素になっていて面白い。本人もちょっと捻くれてるので尚更。

プレジデントの存在感すごすぎ…
悪役がハマる人って本当に魅力的!
兄弟も微笑ましく可愛かったので後半との落差が…ッ

人前で言えないけど、プレジデントの最期が私としてはかなりがっかり。
せっかくあれだけの存在感で冷酷非道の悪役に描いたんだから、最期までその姿でいてほしかった…
え?逃げるの?って拍子抜けしてしまった。カタルシスを期待しすぎた。

でも最初のミスリードの種明かしはゾッとしたし、最後のオチはえ?そんなことで?みたいな軽さだったので、やるせなさと虚しさが際立っていて良かったと思う。
しょうさそ

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