何も新鮮味がない映画。パソコンも人の手によって動かされるしかないただの道具としてしか機能していない。パソコンの”物感"がない。そういうパソコンを単なる人間の身体の延長としてしかとらえてないというところがあの腐ったズームにつながる。どれだけズームしてもエッジがきれいで気色悪い。そのくせ人間の意識がそこに集中しているかのような演出としてズームが使われているのでよけいきもい。アンバランス。パソコンのキャプチャだったとしても、それを見ているのは誰なのか、不明。フッテージでもないので、もはやよくわからない。あの安っぽいドラマだけは楽しめた。
