面白かった。
おや、また印象変わったね、と割と冒頭で思う。ぬいぐるみのような小さくてもふもふとした生き物が出てくる。
でもそのおかげで、おっけー今までの作品とは少し距離を置いて楽しも、と最初に軌道修正できる。
そして一応、後輩が奮闘して先輩を深く知る構造は同じ。
今までも、動きが印象的な敵さんが色々いたけれども、今作の2人組はオシャレで新鮮だった。踊りで違和感を出すの、楽しかった。身体も綺麗な色でもやあってして綺麗だし。1作目のバグさんを思い出すとその差に少し胸が痛む。ほんとか？
ひとつの組織、というか、特定の人が集まってある程度の期間を経ると、きちんと中の人が考えて前もって仕組みを構築しない限りは自浄作用って基本ないという印象なので、彼らにそれがちゃんとあって良かったなあと思う。
親父さんも親父さんなりに、当時考えうる最善の選択をしたのかもしれない。その結果変わってしまったものがあるとしても、諦めずに立ち向かってくれる人材がちゃんといて、頼もしい限りだね。
行ったら絶対死ぬ場所で悠々と待機しちゃうのは、ちょっとお茶目出ちゃいましたね。新人さんならその場で気付いてもおかしくなかったと思いますです。
エージェントMと聞いてずっと頭の中にある人の顔がチラチラ浮かんでいたのは内緒。彼はきっと… 採用されなかったんだろうな… わからんけど…
