所有。視聴2回。邦画。
ヒューマンドラマ。犬。
【ジャケット裏のあらすじ】
8歳になるサヤカ(新津ちせ)は、大好きだった愛犬ルーの帰りを今でも待っている。そんなサヤカと、幼い息子を亡くした経験を持つ老人・フセ(笈田ヨシ)が出会い、互いに胸に抱えた“命の喪失感”を二人の絆で温かい想い出に変えていくー。
【感想】
昨年亡くなった伊集院静さんの短編集の表題作が原作。『短編小説を映画にしちゃったあるある)の間伸び感はある。テーマが『間』なんじゃないかと思えるくらいの、まったり映画。まったりランキング点けたらかなりの上位に入れるのでは？まあ好みは分かれると思う。
首輪を外してはいけないとか、アイスを食べさせてはいけないとか、変な気遣いがもったいない。ドラマで人殺ししたら『人殺しは演出です、真似しないでください』とかテロップ出さないといけない日が来るかもですね。
新津ちせさん、演技上手い訳じゃないけど味がある。少なくとも有村架純さんよりは上手い（笑）ケリがウケた。そして子どもってやたらと走る。
なぜ8歳児が夜一人で外出できるのか？フセさんどうやって空き地に入れたの？などなどのツッコミどころ多々あり。
それからサヤカちゃんが、しっかりし過ぎていて、まるで現実味がない。こんな8歳はいないww
物語というものは、ファンタジー(超常現象が起きるもの)であっても、保つべきリアリティがあるのですが、この映画は、まるっきり無視。
最後も何が起きたから、立ち直ったのか良く分からないまま終わってしまいました。
どれを取っても合格点に至らない映画。
多分、私も何もかも合格点に至らない人間なので、この映画が大好きなんだと思うww
