ちょうどいい

ある画家の数奇な運命のちょうどいいのレビュー・感想・評価

ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)
4.0
惜しいっ!もっとナチやシュタージの蛮行と戦後のナチスハンターあたりを緊張感たっぷりに描いて欲しかった。

西独でのアトリエのくだりはいささかくだくだしかったが、190分弱の長尺さを感じさせないプロットは十分に楽しめた。


ただ義父のラストがいささかクリフハンガーだったのでそこまでの快哉は叫べなかったかな。

元ネタのゲルハルト•リヒターの作品も作品として十分に死んでると思っているのは私だけか。

にしても、カイザー•イデルがここまで汎用ランプとして流通していたとは。

クレー、モンドリアン、カンディンスキー。