ハッピーデスデイの続編。前作に続きビッチ女の受難が続く。
前作で何度も殺されてはその日の朝に戻るという不条理を解決したツリー。
この不条理現象は恋人カーターのルームメイトの学校での実験により起きたことだと発覚。
前作はただ不条理に起きる繰り返し現象が、今作ではSF考証を盛り込み原因がある設定を作り上げた。
個人的には前回の不条理が楽しかったので今作はちょっと無粋にも思うのだが、これはこれで面白いから評価に困る。
アジア系のルームメイトとインド系らが集まって作っていた“シシー”の効果により、ツリーはパラレルワールドに移り住む。
亡き母が生きている世界で、カーターは自分じゃ無い恋人がいる。前作で自分を殺したルームメイトは今回は無罪。別の殺人犯が存在する世界となる。
母がいる世界に留まりたい想いと、恋人がいる世界に戻りたい想いに悩むツリー。新たな殺人鬼との戦いを繰り広げ、シシーの解明を急ぐ。
前作から、カーターが映画好きでシシーは一切興味ないという会話にニヤニヤさせられる。
思えばカーターの部屋にはゼイリブのポスターが貼ってあるし。バックトゥーザフィーチャーなども話題に出てくる。シシーが逃亡先で見ていたテレビには大アマゾンの半魚人が写ってた（笑）こういう所も楽しい。
