iheugo

ウエスト・サイド・ストーリーのiheugoのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

白人のギャング集団と移民であるプエルトリコのギャング集団との抗争。
睨み合う中で、白人の男とプエルトリコの女が恋に落ちる。

スラム街に住む貧困、弱者同士の争い。
争っているどちらも、金持ちに居場所取られようとしているのに、目の前の敵にのみ執着している。

旧作と話の展開はほとんど同じ。
ドックの店の主人が、男性から女性になっていたり、ミュージカルシーンが増えていたり、プエルトリコの女性がレイプされるシーンで、白人の女性が止めに入ったり、ラストシーンで団結を長く見せたり、新しいところもあった。
ただ、なぜ改めてここまで同じ内容の映画を作ろうとしたのか謎。
争いの終わらせ方のヒントを探したが、すっきりとした回答は得られず。
なぜ争いが始まるかより、どうやったら争いを止められるか、争わなくて済むかを恋愛以外の観点でもう少し描いて欲しかった。
旧作もそうだがドックの店にフューチャーしてほしい。
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