旅するランナー

隠し味は愛の旅するランナーのレビュー・感想・評価

隠し味は愛(2016年製作の映画)
3.0
【ビアンカに首ったけばい】

主人公が料理教室の先生をやっていて「満腹になれば心が和む」というセリフがあります。
人間なんて単純なものです。
そして、この作品から一番感じることは「眼福になれば心が和む」です。
美女による喜怒哀楽表現を終始楽しめます。
男なんて単純なものです。

主役を務める台湾のモデル/女優ビアンカ・バイは、ニックネームが「天使面孔、魔鬼身段」。
直訳とすると、天使の顔、悪魔の体(エンジェルフェイス、セクシーボディ)。
年齢も35歳を超えて、女性としての魅力に溢れてます。
特にお色気を前面に押し出した作品ではないのですが、監督もビアンカに惚れてるやろと思えるほど、寝姿、首筋、セーラー服など、その目線(カメラワーク)がいちいちエロくて、眼福感イッパイです。
男心が和みます。

劇中のセリフに「色々な料理を一緒くたにすると不味くなる」というのもあります。
この作品の残念なところは、まさにこのごった煮ぶりです。
夫婦の倦怠、ストーカー的惚れ込み、離婚危機、主人公のトラウマ、祖母からの学び、女の友情、ピアニストの愛、眠れる森の美女...
TVドラマの10話分くらいをギュっと詰め込んだ感じになってます。
満腹感を通り越します。
ゲップ...