ほぼ完璧な大傑作。劇場で見ていたら間違いなく満点だった。男らしさについての映画で、ここまで切実で悲しい映画があっただろうか。怪我のせいで心も体もボロボロになっていく過程があまりにも世知辛くて痛々しい…
>>続きを読む自分の天職を失ってしまった時、夢を諦めなければいけなくなった時、人はその後どのように生きて行けば良いのか。
大怪我をし、馬に乗る事が出来なくなったロデオ・ライダーの苦悩。ライダーの主人公筆頭に、登…
今年の中だときみの鳥はうたえると並ぶ激カッコイイ映画
なんとなくレスラーとか思い出したけどなあ
映像にしてしまうと抽象性が小さくなるというかイメージがバチっと確定しちゃうのが、小説や詩と比べた時…
【記】怪我により馬に乗る事ができなくなってしまった青年カウボーイの葛藤を、アメリカの大自然を背景に描く『ザ・ライダー』。
本作はカンヌの監督週間で高い評価を得た後、アカデミー前哨戦の一つゴッサム・…
草原と馬とサウスダコタの青年が、空と地平の作る広角にいつも顔を出す月と太陽の位置するところによって湯気のように表情を変える。
土着的アイデンティティに根ざした夢と生活、リターンとリスク、そして生と…
この作品は、全ての人の琴線に触れあなたの心臓をきつく締めつけます。
車が土ほこり立て走る音
草木が風にそよぐ音
心に問う静寂
よく聴く音楽よりも透き通る美しい音が、その心臓の発作を優しく緩めてくれ…
落馬によるアクシデントにより引退を余儀なくされたロデオライダー役を、実際に大怪我を負ったロデオライダー本人に再現させるというカウボーイ版「15時17分、パリ行き」とも言える内容。 てか、こっちのが先…
>>続きを読む とても叙情的で、一人の若者の実存へと、真に迫る名作。
生まれた地で馬と生きる。現代に息づく西部劇の様な世界と言えば、聞こえはいいが、その土地に生まれ、その土地の価値観の中でのみ生きていく事に縛…