前半は、主人公の生き地獄の様な日々が描かれる。
暗く鬱々とした物語は、ほぼ全員が死ぬ展開を迎え呆気にとられる。
謎の男・田村の存在が不気味でウザい。
後半は死後の地獄。
映像的には大したことないんだ…
地獄というタイトルの邦画を見ようという試みも3夜目にして終了(もしかしたら他にもあるかもだが)
遡る形で見てきたけれどこれは1960年の作品だから63年前に作られたと考えるとそれだけでも凄いなとは…
これぞエロ・グロ・ナンセンス。
後でやったことを後悔」と
「殺人による恨み」
「悪いものには罰を」
が中川信夫監督のテーマなんだろうなとまだまだ青二才だけど解釈いたしました。
恐怖表現として水を用…
序盤はこれぞ昭和の邦画といった感じのセリフ回しに演技、カメラワーク、暗めなライティング。
最近の映画に慣れてる人は1分で辟易としてしまうかもしれない。
しかし、地味に上手いのが、動機づけや人間関係…
・あらすじ
大学生の清水四郎は恋人の矢島幸子との結婚を控えていた
しかし幸子の両親への挨拶を済ませた晩、同乗していた悪友、田村の車が泥酔状態だった志賀恭一という男を轢き逃げしてしまう
良心の呵責に苛…
仏教系の大学に通う清水四郎は、恩師の教授の一人娘・幸子と婚約していたが、謎めいた笑みを浮かべる同窓の田村がしつこくつきまとってくるため、彼の誘惑から逃れようとして、自分の意志とは裏腹に次々と罪を重ね…
>>続きを読む中川信夫監督の「地獄」をやっと観れたが、なんともアバンギャルドな作品でびっくり。神代監督の「地獄」は(記憶を辿ると)割と人間ドラマというか、原田美枝子の芝居がトラウマになっているのだけど、この作品は…
>>続きを読む