於キヨ

小さい魔女とワルプルギスの夜の於キヨのレビュー・感想・評価

3.0
小さな魔女と書いてあるので、少女だと思ったら127歳!
ただ魔女としては若い方で、作中における魔女の一般的イメージは「醜悪な老婆」。
児童文学原作なので、優しい感じで話が進んで終わる。

招待性イベント(ワルプルギスの夜のダンパ)に出たいが、招待されてないのでとりあえず行っちゃえな主人公が、先輩魔女たちに「よい魔女」になったら仲間に入れてやると言われる。分厚い魔法書を渡されて「全部覚えること」とも言われる。

「よい魔女」は、邪悪な呪文を使って人間を苦しめる魔女のこと。
でも主人公は人間を助けて嬉しそうで、それ故に他の魔女たちからいじめられる。

結局、主人公が力でねじ伏せて悪い魔女を全員カエルに変えてしまうんだが、
それでいいのか?児童文学。

「カラスの相棒といちゃつくシーン」や「造花に色と香りをつけるシーン」「悪ガキを助けるシーン」など、良いシーンもある。
箒での飛行シーンがやや雑。

名前は出ないが、霧の魔女役のイヴリン・ホールという女優がカッコイイ。
於キヨ

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