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シネマ歌舞伎 廓文章 吉田屋のuniのレビュー・感想・評価

4.0
本編上映前の特別映像、片岡仁左衛門が語る歌舞伎への思いや、これまでの軌跡などがとても興味深かった。
上方歌舞伎が艶や情を重んじるものならば、江戸歌舞伎は見栄に代表する様式美、など、歌舞伎への知識が少し深まりました。

本作は上方歌舞伎の世話物。
仁左衛門演じる若旦那は、例にもれずバカ旦那で遊女に入れあげ勘当状態。
落ちぶれても、色気ちゃめっ気たっぷりなしゃべりと仕草、見事な踊りとひとときもじっとしてないその演技に、すっかり魅了されました。
太夫役の玉三郎は、ため息が出るほど美しい✨
2人の口舌(恋人どうしの口喧嘩)も、いつのまにかデレデレになり…💕
お正月の演目らしく最後はめでたしめでたしの大団円。
どこから見ても絵になる2人、華やかな舞台でした✨
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