やわらか

パブリック 図書館の奇跡のやわらかのレビュー・感想・評価

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)
4.3
これは素晴らしい!今年観た作品では最高に好き。上映館も少ないしすぐ終わりそうだけど、ぜひ多くの人に観て欲しい!!!
 
「ヤングガン」のエミリオ・エステベスが製作・監督・主演をひとりでこなす。アレック・ボールドウィンとか、クリスチャン・スレーターとか、配役はかなり豪華。(クリスチャン・スレーターなんか全然気付かなかった。顔じゃなくて役柄的に)

エミリオ演じる主人公は、シンシナティの公立図書館で働く真面目な職員。その図書館で起きたホームレスたちの平和的な「居残り」。彼らに向けて市当局の取った対応は。。。

と、粗筋だけ書くとエラくお堅いんだけど、実際には上映中笑いまくった。下品さや押し付けがましさのないとてもスマートなおかしさで気持ち良かった。あのビリーを演じてた人がこんな映画を撮るなんて!
 
惜しむらくは原題「THE PUBLIC」が日本語に訳されて副題が付けられてしまったこと。しょうがないけどもったいない。。。
 
2018年に作られたこの作品、ストーリーと2020年に起こったことを重ねると、いろいろな考え方があると思う。自分はそれだからこそ価値があると思うけど。
やわらか

やわらか