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プレイモービル マーラとチャーリーの大冒険のmitakosamaのレビュー・感想・評価

2.7
スカパーにて。何となく面白そうだと期待して見たが思いのほか跳ねなかったという印象。調べたら評価も低めで大赤字だったそうな。まぁ判らんでも無い。ズバ抜けて酷い要素も面白い要素も無く、中途半端に感じた。

先ずドイツの玩具・プレイモービルを扱ったとあるが、レゴムービーのヒットもあって二番煎じ感が拭えない。
それにさ、本来のプレイモービルって丸い黒目しかなくそれがキッチュな魅力の玩具だったのに、この映画では白目と黒目がある。その方が表情を作りやすかったのは理解できるが、オリジンの良さが消えてたのは否めないな。

姉マーラは世界旅行を画策していたが両親の死去によりその夢を断念。数年後、気がつけば弟チャーリーに対し押さえ込むようになってしまう。
そんな姉弟がプレイモービルの世界に迷い込んでしまう。弟はヴァイキングのキャラだが姉はそのまんま。行方不明になり囚われた弟を救うために姉が旅をし仲間を見つけ救出する。という話。

プレイモービルという玩具がそうなのか、バイキングから始まり普通のハイウェイから、西部劇・ファンタジー・近未来・デストピアSFと世界観がコロコロ変わる。
敵はネロ皇帝っぽいマキシマムといい、ローマ闘技場のように攫って来て奴隷を戦わせるという暴君だ。
チャーリーと共に海賊なんかも捕まってる。
マーラが助けを求めたのがワゴン車に乗ってるデル。更に007風スパイなんかも仲間に。
ジャバザハット風の宇宙人が出て来たし盛りだくさん。

盛りだくさんなのだが、なんかそういう豪華さを感じないんだよなー。なんでだろ?
全体的にソツが無いが、盛り上がりに欠ける映画だったなー。

あと日本語吹き替え版で見たのだが、アイドル声優の歌がヘタ過ぎ!!!
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