Winny開発によって逮捕された金子勇と彼を弁護した壇俊光を描く。
金子勇の純粋な開発意欲とそこに対峙する警察の腐敗の隠蔽を動機とした逮捕。
東出昌大の存在感が良い。彼が初めて映画の中で一番存在感があった。
清水亮がイベントで「彼はプログラムが書きたかった」と話していたが、ラストで金子勇がプログラマーとして生きる時間を削ってでも裁判を続けた動機が描き切れずに終わってしまって肩透かしな印象を受けた。
この映画、実話系の邦画にしては珍しくクレジットで本人の映像が出てくる。やっぱ最後はこれがないとね。