PANDADA

新解釈・三國志のPANDADAのレビュー・感想・評価

新解釈・三國志(2020年製作の映画)
2.0
後漢の終わり。様々な群雄が割拠する中、台頭する曹操に押され気味な劉備一派は、江南の孫権と手を組み、南下する曹操軍を迎撃しようとするが、、、的なお話。

うーーーん、正直、残念な出来です。
福田雄一監督作の中でもかなり中途半端は仕上がり。

「福田組」オールスターでキャストを固めているのですが、そのせいでストーリーがかなり薄いし、いつもの「クセのあるキャラ」達もキャラ多過ぎてどれもピンとこないんですよね。

主役の大泉洋もキャラがぼやけ過ぎてて、魅力が激減。最後だけ「蒼天航路」の劉備風の味付けが加わっているのが、なんかさらに残念。

いつもなら破壊力満点の佐藤二朗も全然活かせてないし、期待してた分、がっかりが多くて。

やはり脚本って大切ですよね。
もうちょい的をしぼったり、
映画ではなくドラマみたいな連作にした方が良いんだろうけど、
それだと予算がつかないのか。

近年の福田作品の中でも特に残念な作品。

次回作を期待してます。
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