後漢の終わり。様々な群雄が割拠する中、台頭する曹操に押され気味な劉備一派は、江南の孫権と手を組み、南下する曹操軍を迎撃しようとするが、、、的なお話。
うーーーん、正直、残念な出来です。
福田雄一監督作の中でもかなり中途半端は仕上がり。
「福田組」オールスターでキャストを固めているのですが、そのせいでストーリーがかなり薄いし、いつもの「クセのあるキャラ」達もキャラ多過ぎてどれもピンとこないんですよね。
主役の大泉洋もキャラがぼやけ過ぎてて、魅力が激減。最後だけ「蒼天航路」の劉備風の味付けが加わっているのが、なんかさらに残念。
いつもなら破壊力満点の佐藤二朗も全然活かせてないし、期待してた分、がっかりが多くて。
やはり脚本って大切ですよね。
もうちょい的をしぼったり、
映画ではなくドラマみたいな連作にした方が良いんだろうけど、
それだと予算がつかないのか。
近年の福田作品の中でも特に残念な作品。
次回作を期待してます。