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ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれないのmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.5
来た。早々に来た。ブロリー、2回目。

今度は訪問先の星ではなく、地球。
前回は訪問先の星をも犠牲にして撃退したブロリー。

実はまだ息があって、いつものサイヤ人の丸いシャトルに乗って生き延びてた。

そして、悟空、カカロットが憎すぎて、シャトルの行き先がめさかの地球にセットされてて、地球にやってきちゃいました、テヘ。

しかし、ここでも、本編の流れで悟空は不在。
そして、セル戦から時も経ち、悟飯が大人に。ビーデルとか出てくるやつ。

一方、次世代が。そう、悟飯の弟、悟天。
そして、未来からやってきた青年ではなく、順当に成長した少年トランクス。

ビーデルとトランクスと悟天がドラゴンボール集めて神龍見たいという浅はかな、まるで一番最初の悟空とブルマの時のような旅の途中で訪れた村で何やら怪しい儀式を目撃し、その騒動に首を突っ込んでた矢先に、近所でブロリー、復活、と。

前回以上にブチ切れてるブロリー。
悟空不在で、同じ匂いと面影を感じる悟飯と悟天を目の敵に。

悟飯は相変わらず悟空に変わるフロントの真ん中だが、悟天とトランクス。
こいつら2人。

地球育ちのサイヤ人、悟空が死ぬ間際に残した次男、悟天。
サイヤ人のエリート、ベジータの子供、トランクス。

すでに強さを上り詰めまくってる2人の子供。
故に、少年なのに規格外の強さ。
少年なのに、スーパーサイヤ人にいとも簡単になれてる設定。

そんな、地球側も悟空不在でもインフレ起こしてるパワーの中、またもやそれを圧倒しまくるブロリー。
前回からそんな時も経ってなくて、何かしたわけでもないのに、ほぼほぼ「さらに怒りが増しました」だけで、前回よりも強い。

もう、手の施し用がない。
悟飯が起点を利かせて、燃え沸るマグマの中に沈めても意味ナシ。
伝家の宝刀、元気玉もない。さぁ、どうする。

悟天。この子は、悟空が死んでから産まれてきたので、もともと悟空との接点が乏しい背景があり、父親の愛に飢えてる。

そう、今回は、悟飯と悟天の兄弟コンビの活躍を描く。
それでもピンチになった時に、父親、悟空が、2人を叱咤激励に、“気配だけで”やってくる。

「お前らは、そんなもんか!?」
「オラがいないとダメなんか!?」
「甘ったれんな!お前らが地球を守るんだ!」

と。この親子3人の絆を描く。
最後のかめはめ波、ここ、何気に感動ポイント。

父親がいないから普段から気張ってる悟飯、父親に甘えたい悟天。
この2人を父親として背中を押しにくる悟空。
その相手が父親が命懸けで倒したブロリー。

不覚にも、ホロッとくる構成。堪らん。
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