ゆき

みをつくし料理帖のゆきのレビュー・感想・評価

みをつくし料理帖(2020年製作の映画)
3.6


食は心の栄養源。
幼少期のエピソードもありつつ、環境が変わっても関係性は変わらない女の友情が美しかった。
角川春樹、現役最後に手がけたという今作。きちんとヒールもいて、わかりやすい展開。
NHKのドラマが好印象だったこともあり、ぎゅっとした印象になってしまったのがすこしだけ残念。
生業を身を尽くして全うしようとする「職人」である女性の姿には心を打たれる一作でした。
出てくる料理が本当に美味しそうで、誰かの手料理に触れたくなる時間でした。

×××
身分が違えど幼馴染の二人は永遠の友情を誓っていた。しかし大洪水に見舞われ二人は離れ離れになってしまった。「つる屋」を営む女料理人と吉原の頂点にたったあさひ太夫として、再び運命を交わすことになった二人の行く末を描く。
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