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バーナデット ママは行方不明のCUのレビュー・感想・評価

4.0
創造してなきゃ社会の厄介者というのは言い得て妙。大きな才能とエネルギーを持つ非凡な人間が、普通の生活に適応できるわけがないんだよね。そこんとこを上手く描いた作品であり、かつ家族愛にホロリとさせられる良作です。

とくにバーナデットと娘ビーの熱い友情にはグッときます。たった1人のバーナデットの理解者で親友である愛娘ビー。車の中、2人でTime after timeを歌うシーンは最高。Time after timeの歌詞がこれまた泣けるのです。

南極旅行を転換点として、最後は自分の行く道を再び掴むバーナデット。社会の厄介者は、やはり創造してナンボなのです。
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