ATGぽい雰囲気。
冒頭から工事が繰り返される振興住宅地の一角にあるバタヤ部落の火事。
百合ヶ丘の団地族の奥様左幸子。
明るい若妻といった風情だが、どこか空虚を抱えてる様子。満州引き揚げ者で夫岡田…
久々の鑑賞。見るからに怪しいスラム男を無駄に構う新妻。集合住宅に取り残される奥さまの戯れな感じで実に苛々する。しかし若夫婦が抱えるこの先の人生の不安を感じさせる演出と毎朝ロボットの如く団地を出るサラ…
>>続きを読む「私とあなた」ではなく「彼女と彼」という3人称であること。
百合ヶ丘、バタヤ部落と新興住宅地を対置させる分かりやすい批評性。だが特異なカット割りと武満徹の不気味な音楽で単なる社会批評以上の面白さ、独…
ぼやけたような表情で、くまって呼びかける、朴訥としたいこなさんの声が蘇る。くま…
直子さんの優しさは直球で、人の目とかプライドとかに邪魔されることなくその人だけを見てる。でもそういう直子さんも社会に…
渋谷シネマヴェーラにて。先週今週と≪ 羽仁進レトロスペクティブ 映画を越境する≫と題して19本を2本立て日替わり上映中。鑑賞日の演目は絶頂期の左幸子をフューチャーした作品。客席は4割程度の入り。競演…
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