このレビューはネタバレを含みます
おとうさーん！・・・なことに・・・いやタイトルからそうなってたけども。
マークダカスコス、こんなに痩せてたっけ・・・？でもアクションのキレは素晴らしかったです。
拠り所とはよくいったもんで、コミニュニティってなんで寄り集まってくるとカルト化するんだろうね・・・。
ギリギリ限界集落の生活、かなり厳しそう。かろうじて生きてる人たちも大変そうな世界だなー。せっかくのコミニュニティ内のあれこれやキャラクター描ききれずもったいなかったなー。裏切り者や襲撃者の背景や理由が分からなさすぎた。 あと、このコミュニティがそうなのか、よくわかりませんが泥棒に対する罰則重すぎるけども、それでもあんなに皆がルール守れなかった方を庇うのも不思議だなーと。
ちなみにゾンビはランナー系ですがそれほど全力疾走ぴちぴちタイプではないです、メイクも青塗りで仮装っぽくゴア描写控えめで緩め。
逃げてからの父娘ロードムービーは父の残された時間も少ないしそんなに尺いらなかったような・・・子供とはいえ、こんな厳しい世界でワガママやらかしてる場合じゃなかろうよ・・・それが君の最後の親への甘えからのワガママだとしても、どうにもこうにも。これだけ厳しい世界で生活してきた割には子供が子供っぽすぎるなあ、と思いました。
急に若い女性二人組とかとってつけたようなケイン・コスギの謎の使い方とかもろもろ終盤にいきなりぶっ込んできたのが気になって余韻もなにもあったもんじゃなかった(笑)
それにしても欧米のひとは何故に音に反応するの分かってんのに銃使うかね・・・これもゾンビものにおける謎のひとつだなー。近接戦は怖いし刃物もたぶん四人くらいで刃が血脂で鈍って切れなくなりそうではありますが。撃てば撃つほど数が増えて死ぬ確率上がると思うけど。
お嬢さんが父と母がくれた生きるチャンスをうまくいかせますように。
安息地が本当に安息地なのか、別な地獄へようこそじゃないのか、そこからつい疑ってしまうのがわたしの悪い癖であります・・・。
