のんchan

最後のフェルメール ナチスを欺いた画家ののんchanのレビュー・感想・評価

3.9
日本未公開が残念に思えた実話作品❗️
デンマークやドイツ俳優の中でイギリス出身のガイ・ピアースが主演し、舞台はオランダで、アメリカ制作、ややこしい😁


第二次世界大戦が終わり、ナチスへフェルメールの名画を売却した罪でオランダ文化財の略奪者として逮捕された画家ハン・ファン・メーヘレン(ガイ・ピアース)。
実はその絵画は全て自らの手による贋作だった。
売国の卑怯者とされてから一転して英雄とまで呼ばれた実在の画家メーヘレンの不遇の人生、そして驚異の贋作技術を再現する美術史上に残るリアルストーリーが興味深かった❗️


オランダ系ユダヤ人で正義感が強く優しい人間ジョセフ・ピラー大尉(クレス・バング)は美術愛好家のメーへレンを突き止める。
死刑相当の重罪刑に値するとされる為、助手ミンナ(ヴィッキー・クリープス)と協力して1つの命の明暗を決める大事な捜査を進めていく...


緊迫感ある中、メーヘレンの物怖じせず独特の優雅さは大物感溢れている。得体の知れない人物を深掘りしていき、ラストの法廷劇は見ものでした👏

法廷物が好きなのもあるけど、年代と様々な国の法服が毎回楽しみ😊
オランダの裁判官は黒のベレー帽風の帽子を被ってた。


ガイ・ピアースは若い頃と現在でメイクを変え、特に独特の細眉が雰囲気を出していた😄

歴史の実話は面白い❗️
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