ブラックキャット

ファーストラヴのブラックキャットのレビュー・感想・評価

ファーストラヴ(2021年製作の映画)
2.0
男性たちから囲まれて視姦される、リストカット、少女買春、処女喪失(初体験)・・・といったテーマを盛り込んでいる映画です。

真壁由紀が、
元 彼氏の庵野迦葉と共に、聖山環菜の生い立ちを調査している間(あいだ)に、自分の過去と聖山環菜の過去とをリンクさせて行く物語です。

原作は島本理生の小説「ファーストラヴ(2018年)」です。
ぼくは、題名「ファーストラヴ」の意味は、ファースト・セックス(初体験)だと思いました。

真壁由紀(臨床心理士)と聖山環菜(殺人者)の二人は、少女時代の生い立ちから、男性に対して嫌悪感&恐怖心を持っていました。
そうした共通項があったことで真壁由紀は、聖山環菜の心を理解して行くことができたのです。