「昔はよかったー」のあの頃。ではない映画(良い意味で)
アイドルヲタがまだ珍しかった平成真っ只中、自分の将来性なんかは二の次にして周りの目を気にせず好きなもので狂える良さ
そして過去に固執はせず今を1番楽しめというメッセージ性を感じた
コンサートホールで未来から来たという男の発言はおそらく監督からのメッセージだろうなーと
平成の頃までかろうじで残っていた成功のテンプレートのような人生も令和に入ってからは幻想として消え去ったなと思う
そして何が良くて何が悪いのかの共通した指標のない世界で自分たちは生きているんだけど今を生きるヒントが「あの頃。」世間からは煙たがれていたヲタクにあったのかもしれない。