カタパルトスープレックス

バッド・トリップ どっきり横断の旅のカタパルトスープレックスのレビュー・感想・評価

3.8
今まで観た中でクダラナイ映画トップ3に入る怪作です。だいぶ観る人を選ぶと思います。簡単にいえばロードムービーです。主人公たちが一般人にドッキリ番組『ジャックアス』的な下品なドッキリを仕掛ける話です。(自分を含め)おバカ映画が好きな人にとっては大好物かと。

ボクの場合、『ジャックアス』はダメなんですよ。最初のレンタカーのドッキリでもうダメ。炎上系YouTuberみたいなイタズラは全く面白いと思えない。ボクの倫理観に反するから。でも、本作のドッキリは下品だけど人を傷つけない。

主人公は二人。クリス(エリック・アンドレ)とバド(リル・レル・ハウリー)。高校時代に一目惚れしたマリア(ミカエラ・コンリン)に会いにフロリダからニューヨークまで行くことを決意します。どうやって?バドのお姉さんの車を盗んで!と言う話です。まあ、ストーリーはどうでもいいです。これは一般人にドッキリを仕掛ける舞台設定でしかないですから。

とにかくドッキリの内容が下品😹😹😹!『ジャックアス』のように倫理的にマズいドッキリはないですが、かなり攻めています。攻めすぎて人によっては受け入れられない、ボーダーラインを超えちゃってるかもしれません。特に下ネタが苦手な人は本作を避けた方が無難でしょう。

最後のエンドロールでニッコリ。