sixpence

リトル・ガールのsixpenceのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・ガール(2020年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

箇条書き

性別違和 
出生時の性と自認する性との相違のこと。家庭や学校で受け入れる取り組みが必要。

母親が悪いと責められる。

母親も子供と共に成長している様子.


両親とサシャが学校の無理解と闘っている。友達ができ、やっと学校からも自由に服を着られる権利を得られる。
しかし、バレエ教室からは追い出される。


これからの課題
ホルモン治療を受けるかどうかは本人次第。

将来の心配
いじめ 差別 恋愛。


最後にサシャの母親の言葉
「人は皆、それぞれの役割を持っている。年齢や時期に応じて果たすべき使命が誰にでもある。サシャがここで生きているのはみんなの意識を変えるためよ。そして私はサシャを助けるのが使命なの。多分ね」


サシャが抱えている問題は、当事者でないと本当の意味での理解は難しいであろう。
しかし、サシャの悩みの一部は、同じ人間である私たちにも理解できるところがあると感じた。

素敵なご家族でした。そこが救いだと思う。
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