肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

ミセス・シリアルキラーの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

ミセス・シリアルキラー(2020年製作の映画)
2.9
冤罪の夫のために悪魔のような弁護士からの"殺人鬼"へのすゝめ
に見せかけたやりきれない妻のドタバタ・ブラック・ボリウッドコメディ(かは見る人によるw)

ボリウッド映画の"サイコ"ホラーまたはサスペンスの挑戦でしょうか?少なくとも日本に入ってくるインド映画では個人的には"初"のジャンル映画に当たると思います。
たがらか、やはりボリウッド業界では未成熟のジャンルなのか非常に"実験"的な手探りの感覚で撮られているとお見受けいたしました。

というか、インド映画では珍しい衝撃的なシーンはほぼワンシーンのみで、タイトルからくるショッキング性やレーティングに影響しそうな"サイコ"さは基本控えめです。
そこはボリウッドからくる制限なのかはいざ知らず、スタントを発注した大掛かりなガールズアクションに"アーティスティック"さを目指したのか舞台美術が凝っていて、幻想的な庭園映像もあり、なんか「多ジャンル映画」です!(苦し紛れw)
ライティングが蛍光色で、カルトと言うよりアメコミ実写かってくらいパープリッシュな城みたいな屋敷が出てきて『オンリー・ゴッド』のようなどこを目指してるのか困惑させるような映像でしたw(好み)

サイコサスペンスなんかは同枠のNetflix配給で、つい最近『ブレスラウの凶禍』で力の入ったものを目の当たりしましたし、偶然ながらストーリーが"あさっての方向"に展開するのは『フレッシュ・ミート』に似ているなと思ってしまう皮肉なものでしたw
実際に発言としてハリウッド映画の有名な某「衝撃ゴースト映画」が挙げられるんですが、当然実は死んでるんだぜ?っていうあさっての方向へ行くオマージュではなく、"衝撃の真実"という点で参考にさせてもらったのでしょうw

ガバガバな甘言にノセられて夫を真犯人にさせない為に連続殺人の続行を図る、ファビラスな整形臭のする「インド美人奥さんの奮闘を見守る会な映画」でしたw

ただラストの映像は"続編ありき"でなければ完全に"余計な展開"で「?」と要説明なより観客を困惑させるものだったので、脚本の精度も高めて欲しかったですね…