タキ

ジョン・ウィック:コンセクエンスのタキのレビュー・感想・評価

4.3
前回のおさらいをせずに見に行ったけど冒頭にちょっとだけこれまでのジョン・ウィックのあらすじもありストーリーも人物相関もそう複雑じゃないし充分ついていけるほどの内容でホッとした。分からないままの3時間はさすがにキツい。
4作目はとにかくこれまで以上に多彩なアクションを楽しむ!この一点に尽きる。今回でジョン・ウィックを殺してくれとキアヌが懇願したという記事をネット記事を読んだけど、それも納得。防弾スーツ着せてりゃ大丈夫ぐらいの勢いで撃たれまくり轢かれまくり墜ちまくりしかも主要キャストほぼアラカンというまさにリアルに死闘状態。
前回のラストでせっかく死んだテイだったのに首長を殺りに行く段階でツッコミどころ満載なんだけど、薬指と共に失った結婚指輪を返して欲しかったという理由なら仕方ない。こういう理由で突撃しちゃうのが我らがジョン・ウィックなのだ。今回はなぜか他国への移動は自由で、行った先々でやっぱり命を狙われる。中身はクズ、衣装はピカイチのグラモン侯爵から放たれる盲目の刺客やら動ける巨漢、名無しの愛犬家、あほほど湧いて出てくる賞金稼ぎたち。唯一の味方は真田広之演じる大阪コンチのシマヅコウジ。ジョン・ウィックの目指した梅田駅とは阪急か阪神かそれとも大阪メトロなのか。日本人でも迷う梅田ダンジョンをもサクッと攻略。ハイテーブル主席との決闘で勝てば自由となる約束でパリ、サクレクール寺院が最終決戦の地となる。222段の階段を見上げて中の人のウンザリが顔に出過ぎてて笑った。決闘の顛末のネタバレはしないが、ハイテーブルの謎ルールではちゃんと決着がついたらしい。エンドクレジットで帰っている方が数人いたけどポストクレジットシーンがあるので要注意。続編ありそう…かな?
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