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劇場版 アーヤと魔女のいいワーオのレビュー・感想・評価

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)
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金ロー。

まずこれから何が始まるのかワクワクしたし、意地悪婆vs小賢しい子の対決にこちらもニヤニヤしながら(どちらもお互いを食おうとしているので、どっちが勝っても面白い)見れたのがよかった。
時折アーヤがみせるカスタードやシェパーズパイへの愛着が、アーヤの心の淋しさも物語っていて、でも暗くならずにそれを感じさせられるのがよかった。あくまでも映画は明るくロックに突き進んでいく。
流石はダイアナ・ウィン・ジョーンズ、お得意の"魔法使いの家"は単なる壁抜け男に終わらず。それを3Dアニメーションの不思議な立体感をもって、実感のある魔法、に仕立てていたと思う!
キャラクター造形が単に悪い人、いい人、道筋の立った性格をしておらずその時々にこちらが頷ける変化をするので、アニメの見かけだけじゃなく、まさに立体感があった。

ラストに関してはえ、終わり?と思ったことは否定できないけど、受け入れられなくはない。だってあのあとのつづきはいくらでも想像してこっちが作れるもん。
オチはちゃんとついてる。
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