ミイラになったミイラ取り

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのミイラになったミイラ取りのレビュー・感想・評価

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映画館でも観たかったけど、これは家で観ても正解だった。情けない声で泣きじゃくってしまった。

1作目のコピーが『運命を受け入れろ』
"スパイダーマンになる"ということ。
それはスーパーパワーだけでなく、その先に待つ運命も背負うということ。これがオリジン

2作目となる本作のコピーは『運命なんてブッつぶせ』
全部は手に入らない。何かを救うには何かを失わなければならない。
過去実写3作においても忠実に守られてきた絶対ルールにして、乗り越えなければならない喪失。いうなればライジング

決して避けては通れないこの宿命に挑戦する本作は、これまでのスパイダーマン映画に感銘を受けた人にこそ本当に刺さる映画だと思う。
次回作が早く観たい!!!