あられ

ザ・ファブル 殺さない殺し屋のあられのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

どんな相手でも6秒で倒す最強の殺し屋“ファブル”こと佐藤アキラ(偽名) は、ボスの命令で一年間殺し屋休業中。そんなファブルの非日常な日常の第二弾・宇津帆編。

今作はアクションが半端なく刺激的です。めちゃくちゃ見どころ満載で興奮しました。アクション好きにはたまらないです。岡田准一さんのキレッキレなアクションがめちゃくちゃかっこいいです😊

冒頭4年前。ファブルの売春組織の一味に対する暗殺シーンの中で、立体駐車場でのカーアクションが大迫力。ボンネットやドアやシートベルトにしがみついて暴走する車のハンドルをきったり、向かってくる車を避けたり。落ちる車から捕まっていた少女・佐羽ヒナコを間一髪で助け出すところは、めちゃくちゃハラハラしました😆

敵の宇津帆は腹黒偽善者で、緻密な計画を立てて行動する慎重派。 4年前の事件で弟を殺され、唯一ファブルに殺されなかった生き残りとしてファブルを憎んでいる。

表向きは子供の未来を守るNPO活動をしているが、裏ではニワトリビジネス(過保護に育てられたヒヨコがニワトリに成長。そんなクズたちを脅して金をせしめ、殺して山に埋める)を展開している。

仲間には殺し屋・鈴木と4年前の事故から車椅子生活のヒナコがいる。宇津帆、ヒナコ、ファブルの複雑に絡んだ人間ドラマが面白く、また切ないです。

日常生活の場である団地での、宇津帆一派VSファブルの戦闘は、迫力&スリル満点でした。建物や工事の足場での狭くて近い場所の戦いで、しかも、住民に気づかれず、殺意のある大勢の敵を、1人も殺さずに戦わなくてはならないファブル。例え部屋が爆破されようとも、足場が崩れ落ちようとも、クールなファブルがかっこいい😆

宇津帆は、対ファブルに用意周到に3つの作戦を展開してます(A案:事務所の爆破に巻き込む。B案:耳の不自由な女の子を使う。C案:山中で地雷を踏ませる)が、ことごとく失敗します😆

ヒナコが憎しみで車椅子から立ち上がるシーンは泣けますが、ファブル用に仕掛けた地雷を踏んでしまい、ファブルと鈴木が地雷からヒナコを救い出すシーンはスリリングでした。

中盤の鈴木とヨウコ(ファブルの妹の役割を担っている)の対決もテンション上がりました。ヨウコはショーパン姿のあらわな太ももで、鈴木の首を絞め落としますw 木村文乃さんのセクシーでかっこいいアクションが楽しめました😊

ファブルが勤務するデザイン会社の同僚のミサキの赤い服、白いスカート、黒い髪のコーデを、ブラジルサンゴヘビと同じカラーリング、とても綺麗な毒蛇だってファブルが言っちゃうシーンは、ミサキが涙ぐんでてちょっとかわいそうだったけど、めっちゃウケました😆

どこが面白いのって言われるかもしれないけど、個人的には猫舌のファブルがお気に入りw 必死にフーフーしてコーヒーを冷ましても結局熱くてのけぞるところは何度見ても大笑いです😆

そして一番驚いたのは、キャンペーンするほどあのジャッカルが人気者だったことですねww

ポストクレジットで次回山岡編を示唆してますw 楽しみですね😊
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