歌の表現破壊力がすごくて泣けました。
泣けるからと言って良い映画とは限りません。
キャラクターデザインが地味だし、タイトルロゴの字体も地味。
設定、ストーリーは面白いけど、どこか変だし、雑で力技で進めてる感じ、など気になる点は正直ありました。
しかし、歌の楽曲がずば抜けて良い！設定も変だけど、アイのプログラミングの伏線回収などK点越えるようなダイナミックな展開も感動。
声優の演技も良い(特に土屋太鳳！)、デジタルの表現や、ファンタジックなアニメーションも素晴らしい◎
そんな素晴らしいアニメーション表現の中での、素晴らしい曲に、素晴らしい歌声の破壊力は凄かったです！
反則だよ～と思いながら結構泣いてしまいました(笑)
総合的に伸びしろを感じるような、原石のような映画だと思いました。何よりも愛おしくなるような映画でした。作り手の愛情込もってるキラキラ感を感じました。
この監督にもっと制作費があれば、そのうち大ヒット映画作るんじゃないかと思いました(笑)
この映画は『サイダーのように言葉が沸き上がる』『サマーウォーズ』くらいの良い感じの映画です。ただ、伸びしろはこの映画が一番だと思います。
あと、土屋太鳳ちゃんがこの映画を底上げしてる感が凄くて、個人的には太鳳ちゃんの株が爆上がり映画でもありました(笑)
そういったキャスティングも良かったです！
本当にキラキラした原石のような映画で、スピッツのファースト・アルバムのような魅力がありました◎
そのうち『ハチミツ』なる作品を期待。そしてまた太鳳ちゃんでおねーしゃす！
