映画武士道

タイガーハンター 水滸外伝の映画武士道のレビュー・感想・評価

2.5
結論として細かいことはどーでもいい!カンフーアクション大好き!という人ならアリ。

南宋時代を舞台にした水滸伝の登場人物の武松の景陽岡で人食い虎殺しのエピソードの映画化。
設定はかなり変えられているけどたいした問題じゃない!

人食い虎や侵略者である敵国の殺人鬼の王子が現れて民を苦しめる!ヒーローである主人公は民衆を守るためにバトルを繰り広げる!
非常に単純なストーリーの構図。

とにかくストーリーは細かいことはどーでもいいんだよ!的。
無心になって派手なアクションを楽しみたい気分の時はハマるかも。
アクションに特化した作品。
ストーリー性にはあまり期待しないでください。
あと肝心な虎はCGなんですけど結構杜撰な感じのCGなので「えー・・・」という気分になります。

アクションだけの評価ならかなり高いかも?

追記
ドラゴンボールとドラクエの影響を感じました。
上記の人食い虎なんですが実は倒すと仲間にできます!(え??)
私も驚いたんですけど。なんとこの作品では武松の人食い虎退治は虎退治しません!虎を倒して仲間にします!
人食いモンスターの虎が一度倒す(虎を素手で投げ飛ばし殴りつけ気絶させて髭を引き抜く)と仲間になってピンチの時駆けつけてくれるのは面白かった。(恨みに思うならわかるけど、この展開で武松に懐くかな~?)


なんと 人食い虎が おきあがり なかまに なりたそうに こちらをみている!


そして人食い虎は敵ボスを倒した後、武松は美人の女スパイ設定になっている友達以上恋人未満の兄嫁さんとも別れることになるになるんですがその後もしっかりついてきます。(どんだけ懐かれてるんだ)
有名な武松の人食い虎殺しのエピソードを映画化してるのに虎を退治しないで仲間にしちゃう展開はよく考えたら面白い。


ドラゴンボール成分なんですけど、監督はドラゴンボールファンなんですかね。ドラゴンボールの有名な台詞「これはクリリンの分!そしてこれは・・・」的なセリフが出てきます。この部分が面白かったです。
映画武士道

映画武士道