このレビューはネタバレを含みます
まるでわからない。途中ウトウトしたのもあるけど、テイストにまずついていけなかった。
なぜこういうテイストなんだろうと訝しむような表現ばかり。人々のつながりや関係性が、デフォルメされすぎていて人形劇みたいな滑稽さがあったけれど、結果的にそれがわからなくさせている。
なんか捻じ曲げているんだよねぇ。どうして彼らが犯人だと気付いたのかついぞ分からなかった。まああの二人が怪しそうだなァーぐらいには思っていただけれど。
ストーリーの大筋さえ把握できてないところで結末だけわかっても、感動も何もあったもんではない。もっとも感動させようと作っているわけでもないだろう。どこかしらウェス・アンダーソン節のようなものも感じたのだが、この監督とは合うことがまったくない。