あすけん

エスター ファースト・キルのあすけんのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

エスターの初めての一家殺人の話。
家族になって、妻を精神的に追い詰めながら旦那を誘惑する方法はもう既出なので、今作はどのようなストーリー展開になるのかと思ったが,まさかの妻の方もどこかおかしかった!
4年前に行方不明で捜索中のエスターという子供に変装して、モスクワに誘拐されていたことにして元の家族に戻る。
そして、いつも通り、リーナ(エスター)は自分のことを勘ぐるやつを始末しようとする。警官が、リーナの指紋を手に入れて、家に帰って実子のエスターの指紋と照合する。そこをエスターが後ろから刺すのだが、そこに妻登場!最初から兄と妻はリーナがエスターではないことを知っていた。ここの展開が超衝撃!前作とは同じ展開にできないから、どうするのかと思ってたけど予想以上に面白い展開!!
兄が殺めた実子エスターを、妻はすでに自らの手で処理していた!行方不明ではなかったのだ。
ここから、妻兄vsリーナの構図へと変化する。
いつものこと、夫は裏で何が行われているのか知らない、、、
前作でエスターが生きていることから、最終場面でのリーナとのバチバチの戦いの結末が分かってしまう。しかし、前作の絵の描き方だったり、服の趣味などはこの家族がルーツだと知れて面白かった。
あと、車を奪い取ってサングラスをかけてタバコを吸いながら運転するシーンが妙にカッコよかった