ルークシュポール

栗の森のものがたりのルークシュポールのネタバレレビュー・内容・結末

栗の森のものがたり(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

音楽や音が印象的だった
画の印象からロックやポップスが出てくるとは思わなかったが、不思議と合っていたな

マリオがマルタの家の家具の価値を語る場面が良かった それまでは偏屈爺さんだと思っていたが、家具や大工の仕事に誇りを持っているのが伝わってきた

初めは陰鬱な映画だと思ったが、妻の死やマルタとの出会いを経て冒頭の場面に戻ると決して死は絶望ではないのだと思った 三賢者のあっけらかんとした明るさも相まって

妻に死んでほしくないとは思っていても、いざ死が避けられないと悟ると棺のために寸法を測る場面は棺職人としての習慣、あるいは誇りか

「俺を良い思い出にしてほしい」