戦場のメリークリスマス 4K 修復版のListenerのネタバレレビュー・内容・結末

観るのは2回目だけどはっきり覚えていたのは切腹のシーンとラストくらいだった。ロレンスの日本語聞き取れねえ…とか、セリアズが収容所に来てから長げえ…と思ったが、それでも最後のシーンで涙が出た。英語で話すハラとロレンスからは立場の逆転を感じずにはいらいれない。でも最後にロレンスを呼ぶときは日本語の語調なんだよな。そしてあの表情。あそこが良い。見栄と恥、ホモソーシャルとホモセクシャル、体制と反体制。様々な角度から語る余地がありそうだが、残念ながら私にその力量はない。作り上がりは特別上質ではないかもしれないが、年を取ったらまた観たい。

内田裕也が出てきたところでなんか笑ってしまった。

満員。知っているものを選好する風潮の強まりを感じる。繁盛するのは結構なことだが、スマホのライトは消して、本編が始まる前に入場してほしい。