けい

スプートニクのけいのレビュー・感想・評価

スプートニク(2020年製作の映画)
3.5
1983年のソ連、2名の宇宙飛行士が乗るオービタ4が着陸するも何らかの事故が起き、内1人のコンスタンティンは記憶障害を起こしてしまう。軍関係者のセミラドフ大佐からの依頼で医師のタチアナは件の宇宙飛行士を診察していくと、なんと彼は謎の生物に寄生されており本人は気付いていない…というSF映画。
映画のジャケットではいかにもエイリアンとの対決をするように見えますが、実際には政府に報告せず違法なエイリアン研究を続けたい軍部、英雄と持て囃されるも自身の過ちをどうにか償いたいと思うコンスタンティン、そんな彼の診察をしていく中でエイリアンを取り除き、コンスタンティンを解放させたいタチアナのドラマを描いたものになります。
宇宙飛行士が歌う歌やタチアナの背中の傷など細かい伏線が多く最後の大立ち回りは魅力的でした。
ただ最後の展開と今までのお話が最初に観た時はなんとなく自分の中で結びつけられなかったので少しモヤモヤしました。
けい

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