よーすけ

ボーはおそれているのよーすけのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
2.6
2. 見ない方がいい

現実とボウの頭の中が混在している。最初に母親からの虐待設定がなかったら意味わからずに終わっていたかも。
気を失って場面が変わるごとに、色々な人と出会って自分のことを受け入れることで、徐々に現実の割合が増えていった気がする。
母親からの虐待(愛情)は共依存を生み出しやすく、ボウも母親を憎しみながらも失いたくない嫌われたくない気持ちが最後までしっかりとあったと思う。母親に会ってしまうことで、また頭の中の映像がメインになってしまうのは悲しかった。
色んな人と会うことで自分を受け入れるようになっていったが、結局は母親が根回ししていたのかもしれないと思うとやるせない。
どうしても理解できない場面が存在してしまい、ほぼ3時間という長さも相まって、なかなか人には自信をもってお勧めできないかな、、
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