庵野監督が大好きな仮面ライダーという作品を本気で作った結果、大衆性とエンタメ性が薄れてオタク度増し増しの尖った作品が生まれたって感じの印象。
シンウルトラマンでも思ったけどTVシリーズのように順繰りに敵を倒していく総集編みたいな作りに拘るのは何故なんだろう。
それならブラックサンみたいにドラマシリーズでやるほうが良いのに。
シンエヴァのときから端々に感じてたのが説明台詞が過多な上に用語も山盛りで疲れる。
あと肝心の戦闘はカメラ近いしブレるしカット多いし暗いし。後半のアクションは画面真っ暗の中で目やバイクのライトが突然ピカピカ光り、眩しいのなんの。
冒頭のバイクから変身、そして戦闘。そこからタイトルがバーンと出てくる一連のシーンは凄く良かった。
あとサイクロン号の変形シーンもカッコ良い。
そこまで知識があるわけでもないから分かりやすい台詞や演出部分しか気付けなかったけど、オマージュ要素もてんこ盛り。
チープさ含めて昭和オマージュに甘えすぎてない?と感じるのが正直な感想。
まあ、とりあえず記憶から消えつつある仮面ライダーTHE FIRST見直して考えるか...。