色々なマギーQ(アナ)が見られるという点では良い。
少し年取ったかなという印象もあるが、本屋で働く姿も良いし、ベトナム入りする際の前髪パッツンのボブヘアも似合うし、さらにクライマックスでショートヘアで登場。
やはり美人だし、スレンダーで手足が長く、クールビューティでアクションも見栄えが良く随所に美しさとセクシーさがある。
敵役のマイケル・キートン(レンブラント)は冷静沈着ながらジェントルマン、スーツの着こなしも渋い。
そしてマギー演じるアナの父親代わりのムーディ(サミュエル・L・ジャクソン)も良い味を出している。
というようにキャラクターは良いのだが、いかんせん話が大して面白くないしやや分かりにくい。
キーマンであるルーカス・ヘイズの父エドワードが、はい明確に私がエドワードです!という感じではないので途中話が良く分からなかった。
それに加えて、過去の記憶を辿りながらのラストシーン、ここまで来ると一体何のためにアナとレンブラント命を挟んで対峙するのかも良く分からない。
美学でしょうか。
キャストの良さでなんとか最後まで見られましたが、内容はなんだかなあと残念な感じでした。