楽太郎

ノイズの楽太郎のレビュー・感想・評価

ノイズ(2022年製作の映画)
2.5
公開当時、面白そうと思ったけど評判が今ひとつ。ということで2年経ってアマプラで。…なるほど。勘違いで人を死なせてしまい、追い込まれる島の若者たちのドタバタは面白い。「デスノート」で天才的なバトルを繰り広げた藤原竜也と松山ケンイチとは思えない愚かさ笑。さらに輪をかけて愚かな島民が事態を悪化させるのもいい。日本映画に欠かせない余貴美子と柄本明が殺し合うのだ。まさに狂気。ここから先、この転がる石のごとく最悪な展開なら傑作になったと思う。伏線回収とか考えず、行き当たりばったりでエゴや愚かさを描く人間ドラマになっていれば。
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