斎藤耕一 監督作品
夏が終って初秋の小雨降るある夜、青山の小さなスナックに三橋昭(藤岡弘、)と彼の仲間たちがたむろしていた
ここは学生やGS(グループ・サウンズ)、カバーガール、レーサー、踊り…
スナックで出会った男女の話。
パープルシャドーズのことは全く知らず鑑賞。
このジャケットのポーズが決まってて印象に残る。
色んな楽曲聴けると思ったら「小さなスナック」のヘビロテだったので音楽が頭…
このレビューはネタバレを含みます
白い服の彼女、花嫁姿はシーツ
突然の停電、宵闇の空間、養子の家族、魚の死骸、唸るエンジン音、、に散りばめられる不穏さ
なんで海を走ってるの!
ジュディオングの独白、ゴーイングマイウェイ
愛は母音の…
松竹はポップス歌謡を映画化してたんですね。よく監督してるのは斉藤耕一。叙情詩がうまいと言われる人だけど、必ずショッキングなシーンを入れてくる。そういう趣味の人なんだと個人的に思う。毒蝮三太夫が出て驚…
>>続きを読む 奈々と弘のためにパープル・シャドウズが新曲を披露してくれるという。この奈々が実はひとの妻で、彼女の一家には命綱だという事なら「15で年老いた」マルグリットのラ・マン記が思い出される。
Mが倍は年…
ピュアすぎて話通じなそうな藤岡弘と、あの笑顔がもうみているだけで苦手なメンヘラ演技をみせてくれる尾崎奈々さん。「私って小さな胃袋みたいなの」奈々さんのご主人が高橋昌也ってキャスティングが生々しくて最…
>>続きを読む歌謡映画を淡く切なくやがて狂おしい映像詩の青春映画に置き換えてみせる才能の開花。土用波の海岸、若者を乗せた白のマツダコスモ、停電のスナックに現れる真っ赤なレインコートの尾崎奈々のシルエット。衝撃の結…
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