iheugo

かもめ食堂のiheugoのネタバレレビュー・内容・結末

かもめ食堂(2005年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

日本人の女性が一人でフィンランドで定食屋をオープンさせるが現地の人たちは警戒して中々お店に入って来てくれない。そんな中、日本かぶれの青年が最初の客として店に現れる。彼はガッチャマンの主題歌の歌詞を知りたいと言う。但し店主は一部しか思い出せない。困っていたところ、偶然本屋で日本人の女性に出会い彼女から全てを教えてもらう。その彼女は指を指したところがフィンランドだったから、この地に来たという。ガッチャマンの歌詞を教えてくれたお礼に、ホテルではなく自宅での宿泊を勧める。店を手伝いという彼女の提案も受け入れる。店を手伝いたいと宣言はしたものの、お客が来ないのはいかがなものか。日本人向けのガイドブックへの広告や宣伝を提案するが店主は難色を示す。そういうのって何だかこの店の雰囲気と違うと思うんです。現代の日本でもコンビニのおにぎりは、ツナをマヨネーズであえていたり、若者に合わせてる。フィンランドの人達に合わせて現地の食材を使ってみるのはどうか。試作品を二人で作ってみたが上手くいかない。でも作ったからこそ前に進めた。そのあと作ったシナモンロールの匂いに導かれ次第にお客が増えていく。
地道にコツコツ。なんとかなるさ、やってダメなら仕方ない。
iheugo

iheugo