こうしとけばいいんでしょ？が透けて見える、一番キツいタイプの駄作。
有名な心霊スポットでの撮影許可で力尽きたのかな？と思わせるような、クソシナリオと、意味不明な演出が本当に酷かったです。
呪いが牛首村の事件との関連性が薄すぎて、別の呪いに思えてきます。
被害者の死因に、首、元凶、村人。全てにおいて関連性が無く、チープな牛の被り物がチラッと映るくらいしかありませんでした。※牛すら関係が無い事件もある
登場人物の秘密が明らかになるのは、本来は物語の山場なのですが、秘密が判明するまでの課程が全く練られていないシナリオのせいで、本末転倒になっています。
秘密を隠したいがあまり、登場人物の説明や心情が全く描写されないので感情移入出来ず、行動原理も意味不明なので、中盤くらいから興味が失せてきました。
演出、設定に既視感があり、様々な名作を歪に組み立てただけのように感じました。
特に、元凶の演出やラストシーンは、他の作品で絶対に観たことがある内容なので露骨過ぎます。
終始、ホラーをバカにされているような気分で不快でしたが、ホラー作品を一度も観たことがない人には、ちょうど良いグロと怖さなので、お試しホラー入門には意外にピッタリなのかな？とも思いました。……やっぱり無しです。
最後に一つ。
女子高生の制服のリボンだけで個人特定は、流石にキモすぎるぞ。
グロ度 10/1 ※初心者は3くらいかも？
