ak

カード・カウンターのakのレビュー・感想・評価

カード・カウンター(2021年製作の映画)
3.5
点数を付けるのが難しい作品。雰囲気はカッコ良く、オスカー・アイザックは最高に良い。冒頭のモノローグや目の感じがとても良い。時間は短いものの、ウィリアム・デフォーとかツボを押さえた配役も良い。
ただ、ギャンブルと復讐劇というか贖罪の話がそれぞれあまり噛み合わず、少し散漫な気がしなくもない。あと、ロマンスも個人的にはピンとこない感じがした。ただそれでも、いろんなシーンに色気があって、そこはとても素敵だったように思う。

あと、この作品でどうしても目につくのは、あのUSAニキである。彼は何だろう?と思うけど、アメリカ人じゃないと言及されるあの無理に陽気そうな彼は、ある意味アブグレイブやグアンタナモでのアメリカの闇みたいなものと、いい感じで対比的な気もした。よくわからんけど。
ak

ak