先生

女神の継承の先生のネタバレレビュー・内容・結末

女神の継承(2021年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

期待してたほど、のめりこまなかった。
タイトルのミディアムは最初ミディアムレア?とか考えてたけど、仲介者、霊媒者ということらしい。なるほどな。
邦題もうまいと思う。

最後の藁人形について。
あれは結局、先祖のことで呪われていたという昔のことではなくて、今現在あの一族は呪われている、という人間怖いの話かな、と感じた。

女神への信仰を失ったからニムは死んだ、という感想になるほどなと思った。全然わからんかった。
ニムに対して家族は冷たいが困れば頼ってくるで虫が良いなとは感じてた。
ニムとしては姉が嫌がったので仕方なく巫女を引き受けたがみんなを助けられて良かったなとモチベを保ててたのに、姉からはなりふり構わず巫女を押し付けられていたことと、なんか自分には手に余るという無力感で、信仰がポキッと折れちゃったのかな、と今思えばそう感じる。

ミンは夢で男が出てきて、その男は剣を持ってるで、レイプされてるのを夢と認識してるのかな?と思ってたら、無意識下でセックスしてて驚いた。
経血って不浄なものとして捉えられているので、ミンはそういう汚れを負っているという表現だったのかな。

赤ん坊の靴はわからない。子供への意地悪もわからない。あれは犬の習性だったのか?靴好きだし、子供も遊ぼうという行動だったのかな。

そうすると、ミンの夢も犬視点で見ていたのかも。じゃあやっぱり悪霊に最初から憑かれていたのかな。盲目の女性はわからないな。そこ経由で憑かれたのか、盲目の女性は一族に恨みがあってやってたのか。

長男ひどすぎるが赤ん坊のことは気にしていたのがまだマシだった。一度赤ん坊を失うかもって思ったから、長男の妻も部屋のドア開けちゃったんだろうな。愚かだが。

ミンが夜中ゴソゴソしてるのに寝ていられるのすごいし、縛っておかないのなんでだろうな。縛ると動けなくなって絵的に面白くならないというメタ理由があるが。

ミンが歯茎か歯をいじって血を出すところもわからん。最初、歯が抜けるのかと思った。

ホラー映画で女性に霊が取り憑く表現はセックスを彷彿させるからかなあと考えているが、それに近かったな。男に取り憑いてるのが見たいな。
先生

先生